反抗期とは

反抗期とは、子どもが保護者に対して、反抗的な態度・行動を取る時期です。

どんな子どもも、1度は通過するものと考えられています。

反抗期の具体的な対処法を学ぶ前に、まずは反抗期の本質を理解していきましょう。

目次

反抗期の時期(いつから始まるの?)

早ければ、小学校後半(小学4年生)から、反抗期が始まります。現代社会では、成熟の早まりから、反抗期も早まっていると言われています。

反抗期の唐突(どうしてびっくりするの?)

反抗期が保護者を驚かせるのは、それまで素直に従っていた子どもが、いきなり反抗を始めるからです。

成人の時間感覚と、子どもの成長の速度には、大きな差があります。そこで、保護者の立場からは、唐突な変化が起こったと感じやすくなっています。

反抗期の課題(どのような課題があるの?)

反抗期の本質は、親への反抗ではなく、自分らしい世界の確立です。軽薄に言えば、「オー!イエイ!マイワールド!」です。

もちろん、自分らしい世界の確立という偉大な目標が、すぐに達成できるわけがありません。

そこで、子どもはあくせくと、身近なところから、自分の世界を作り出そうとします。個性を出そうと、奇妙な行動をすることもあります。その過程で、いままで頼りっぱなしだった親と自分の関係に、線を引こうとします。

例えば、

「自分の部屋に勝手に入らないでほしい」

「自分の物を勝手に使わないでほしい」

「自分の時間を勝手に決めないでほしい」

「自分でやってみたい」

「いいから黙ってて」

このように面と向かって口にしてくる子もいれば、黙って不機嫌になり、ムスッとした態度でわからせようという子もいます。

いずれにしても、親と子の関係を変えたいと思っています。

反抗期の子どもは、保護者が嫌いになるのではなく、自分の世界を尊重してほしいと思っています。そして、もし保護者が自分を尊重してくれないのであれば、対決してやろうと内心で息巻いています。

反抗期の診断(どのような特徴が表れるの?)

「おれの」「あたしの」「ぼくの」という口調が増える。

自分なりの屁理屈(へりくつ)をこねるようになる(その屁理屈は、社会一般から見れば、とんでもないものであることが多い)。

自分の手柄・功績を主張したがる(反対に、自分の失敗・責任には屁理屈で対抗しようとします)。

自分の所有物を明確に宣言する(自分の物をいじられることを極端に嫌います)。

奇妙なこだわりを持つ(笑ってしまうくらい些細(ささい)なこだわりであることもあります)。

大人っぽいことをしたがる(実際に大人がしていなくとも、自分が大人っぽいと認めていれば、マネをします)。

有名人のマネをします(有名人が今していることではなく、有名人の過去の経歴などもマネしようとします)。

関連講座・記事

成熟の早まり  反抗期の対処法