どうやって反抗期を乗り越えているの?

反抗期の対処法のうち、代理親を持つことについて、考えていきましょう。

目次

一時的に肩代わり

反抗期の子どもが暴れて、保護者の手に余るようになった場合、子どもに代理親を与えて、反抗期を乗り越える方法があります。

代理親とは、父親・母親の役割を、一時的に肩代わりしてくれる心の存在です。学校の先生、部活動のコーチ、年の離れた先輩などが、代理親になれる可能性があります。

保護者と代理親との差

反抗期の子どもは、他人に依存したい気持ちと、自立したい気持ちが、不安定に混ざり合っています。

保護者が何もかもを段取りして助けようとすれば、不満を抱きますし、まったく助けないで放任していても、それはそれで不満を抱きます。保護者からすれば、ではいったいどうすればよいのかと、頭を抱えるはずです。

そのような裏腹な子どもの態度は、助けてほしいことがあるけれど、保護者からは助けてほしくないという、独特の心理に由来します。

そこで、助けることはできるけれど、保護者ではない存在として、代理親がいます。

子どもが保護者に心を閉ざした場合は、子どもの生活に、代理親と過ごす時間を設けておくのはいかがでしょうか。子どもが気兼ねなく相談でき、悩みを共有できる存在がいれば、反抗期の激しい心をなだめることになります。

代理親の条件

代理親の条件は、子どもが、相手の中に、自分を助ける力があると認めていることです。

注意したいのは、対等の立場の友人には、代理親は務まらない点です。子どもは、自らの意見を尊重して欲しいけれど、対等な関係を、代理親に望んでいるわけではありません。自分にはない力で、自分を助けて欲しいと願っています。

それまで、子どもを助けてきた保護者に頼ることができなくなったとしても、依然として、誰かからの助けは必要としています。

代理親が有効な子ども

保護者と他人の前で、態度が変わる子ども(保護者には挨拶もしないで横柄な口を聞くが、一歩外に出ると態度がころりと変わり、他人に愛想良く振る舞う)

強いこだわりを持っている子ども(秘密主義であり、自分のことを保護者にあまり話そうとしない。好き嫌いに強いこだわりがあり、交流する人間を厳しく選ぶ)

保護者が経験したことのない進路を選んでいる子ども(子どもが何に悩んでいるのか、保護者がわからない。子どもも保護者にどう相談していいのか悩んでしまっている)

兄弟姉妹が多く、自分の問題はひとりで片づけてきた子ども(表向きは問題がないように見えるが、甘えたり助けを求めることをあきらめ、自分の殻に閉じこもっているだけの場合がある)

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