どうやって反抗期を乗り越えているの?

反抗期の対処法のうち、子どもが将来の目標を持つことについて、考えていきましょう。

目次

打ち込めるもの

反抗期の本質は、自己の世界の確立なのですから、子どもの持つ力が、外部の目標に向かうと、家庭では暴れなくなります。

スポーツ・芸術・学問・習い事・留学・社会活動など、子どもが心から打ちこめる活動をしているのなら、わざわざ保護者を攻撃するよりも、自らを高めるために時間を使おうとします。

保護者の不安

子どもが一生懸命に打ちこんでいるものが、そのまま進路(就職や進学)に結びつくものであれば、保護者も安心です。しかし、子どもが夢中になっているものが、進路とはあまり関係のない場合は、今は大丈夫でも、将来への不安を、保護者は感じます。

たとえ、子どもが大丈夫だと主張をしていても、大人と子どもでは、社会経験に差がありますので、楽観はできません。また、保護者が将来の心配から忠告をしても、子どもは将来をまだまだ先と感じ、真剣に取り合わないこともあります。

今と未来

そのような不安を払拭するためにも、日頃から、子どもと進路について話す機会を設けておくと良いでしょう。

子どもの進路意識が高まれば、有り余るの力のいくらかを、将来の成長に向けてくれるはずです。反対に、子どもの進路意識が固まらないまま、保護者が何かをやらせようとしても、失敗に終わる可能性が高いです。

子どもの進路意識

子どもの進路意識は、放っておいても高まりません。その理由のひとつに、現在の日本のような豊かな先進国においては、子どもたちの生育環境と、大人たちの生きる実社会の距離が、どんどんと離れていく問題があります。

子どもを大事に育てようと思えば、実社会とは異なる教育環境が必要ですが、その一方で、実社会から離れすぎてしまうと、子どもが自分の社会に出た姿を、想像しにくくなってしまいます。将来設計があやふやなまま、学校を卒業していく人間が増えたのも、ニート・フリーターの社会問題と、関係があるはずです。

キャリア教育

そのような現代の子どもたちの置かれた状況から、教育機関の側では、キャリア教育の重要性が指摘されるようになりました。

子どもが学校を卒業するまでに、将来の姿を描きやすくなるように、職場見学、会社訪問、実務体験、短期研修(インターン)などの実施が求められています。家庭でも、積極的に機会を設けて、将来の進路に結びつくような体験を、子どもに与えておきたいです。

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