性善説と性悪説とは

性善説(せいぜんせつ)は、人間が生まれながらに善の性質があると考えます。古代中国の、孟子(もうし)が唱えました。

性悪説(せいあくせつ)は、人間が生まれながらに悪の性質があると考えます。古代中国の、荀子(じゅんし)が唱えました。

性善説と性悪説は、教育問題を考えるにあたって、基本的な思想になっています。

目次

性善説 対 性悪説

性善説(せいぜんせつ)は、人間が生まれながらに善の性質があると考えます。古代中国の、孟子(もうし)が唱えました。

性悪説(せいあくせつ)は、人間が生まれながらに悪の性質があると考えます。古代中国の、荀子(じゅんし)が唱えました。

孟子も荀子も、古代中国の春秋戦国時代の思想家です。春秋戦国時代では、人間社会に秩序を復活させるために、人間の性質が広く議論されました。

悪の解釈(どうして悪人になるのか?)

性善説では、人間が悪事を働くのは、生まれつきあった善の心が、なんらかの原因で悪に染まり、堕落してしまったからと考えます。

この視点に立てば、教育は、消極的に介入し、悪に染まらないように、善の心を守ることを目標にします。

性悪説では、人間が悪事を働くのは、生まれつきあった悪の心を、克服したからだと考えます。

この視点に立てば、教育は、積極的に介入し、悪の心を正すように、善の心を育てることを目標にします。

共通

性善説も性悪説も、人間の善悪を決定するには、生まれついた性質(先天性)と、生まれたあとの成長(後天性)の、ふたつの原因があると認めています。