身体記憶

学習の役に立つ、記憶術を学びましょう。ここでは、記憶術のうち、身体記憶(しんたいきおく)を扱います。

目次

身体記憶とは

人間は、頭脳だけではなく、身体でも記憶をしています。

例えば、自転車の乗り方は、身体による記憶です。自転車の乗り方を、本で読んで、頭脳で理解するだけでは、まだ自転車に乗れるようになりません。自分の身体を、実際に動かして、練習してみて、やっと自転車の乗り方を、覚えます。しかも、自転車の乗り方をは、一度でも記憶すると、なかなか忘れません。

もちろん頭脳も、記憶にとっては大事です。しかし、自転車の乗り方を、言葉だけで説明してと言われると、ほとんどの人は困ってしまうのではないでしょうか。

頭脳と身体

記憶には、頭脳と身体の両方が、必要です。

そこで、頭脳と身体の両方を、同時に用いて、記憶力をさらに上げていきましょう。

記憶したいものを見つけたら、ただぼうっと見るだけではなくて、自分の身体を動かしてみてください。

具体的には、音読・書取・模写・整理・発表の、5つの方法があります。

順番に学んでいきましょう。

音読(おんどく)

覚えたい言葉に出会ったら、眺めるだけではなく、口から声を出し、音読(おんどく)してみましょう。

もし声を出すのが恥ずかしいのなら、口を閉じたまま、心の中だけで声を出す、黙読(もくどく)でも、効果があります。

言葉を正確な発音で、覚えるようにすると、さらに記憶力が上がります。

書取(かきとり)

また、手を動かして、目の前のものを描くと、記憶力が上がります。

教科書とは別に、ノート(余った紙)を用意してください。覚えたい言葉を、口で読みあげながら、同時に、手でも書取をしていきましょう。

手書(鉛筆やペン)の方が、機械(キーボードやパソコン)よりも、記憶がしやすいです。

模写(もしゃ)

さらに、覚えたいものの名前だけではなく、絵も描いておくと、覚えやすくなります。

例えば、町の名前だけではなく、町の地図も描いておくと、記憶力が上がります。

時間がない時は、全体をささっと書いても、効果があります。

整理(せいり)

覚えるものが増えてきたら、整理しましょう。

忙しい毎日の中で、ノートが変わってしまったり、プリントが散らばってしまったりしていませんか。

方針を決めて、整理しましょう。例えば、同じ科目、同じ内容、好きなもの、などが整理の方針になります。

発表(はっぴょう)

きちんと覚えられたと思ったら、誰かに発表しましょう。まわりの信頼できる人に、協力を頼んでみてください。

自分1人で記憶するよりも、誰かに見てもらった方が、記憶力が上がります。

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