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LaTeXの2つの部分
LaTeXは、文書を、2つの部分で制御しています。
1つめが、プリアンブル(英:preamble)です。
2つめがプリアンブルより先(¥begin{document}~~~ ¥end{document})に囲まれた部分です。
画面例 プリアンブルとプリアンブルより先
プリアンブル 変更前
プリアンブルの役割を知るために、プリアンブルを変更してみましょう。
まずは、前回と同じように、Texliveに、以下の例文Aを、書いて、出力してください。
(例文A クリックでコピーできます)
(画面例 TeXworks 例文A)
(画面例 例文Aを出力したPDF)
プリアンブル 変更後
続いて、Texliveに、以下の例文Bを書いて、プリアンブルだけを変更してみてください。(プリアンブルを{jstarticle}から{tarticle}へ変更する)
(例文B クリックでコピーできます)
(画面例 TeXworks 例文B)
(画面例 例文Bを出力したPDF)
いかがでしょうか。文書の内容は変わらずに、文書の並べ方だけが変わりました。
構造と内容
プリアンブルは、文書をどのように並べるかを、決めています。言いかえると、プリアンブルで、LaTeXの文書の構造を定義します。
プリアンブルから先(\begin{document}より先)は、文書に何を書くのかを、決めています。言いかえると、プリアンブルから先で、LaTeXの文書の内容を定義します。
Latexは、構造と内容を、分けることで、文書の扱いを便利にしています。
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