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指標
データの特徴を、手短かに伝えるために、指標(しひょう)が用いられる。
例えば、A村から5人、B村から5人、おこづかいのデータを調査したので、考えてみよう。
A村のおこづかい
100円、200円、300円、400円、500円
B村のおこづかい
100円、100円、100円、100円、1000円
最頻値
最頻値(さいひんち 英:mode)は、測定値のうち、もっとも度数の多い値だ。
例えば、B村は4人の測定値が\( 100 \) 円で、1人の測定値が\( 400 \) 円なので、もっとも度数の多い値は \( 100 \) 円となる。
したがって、B村の最頻値は \( 100 \) 円となる。
なお、A村は、すべての測定値の度数が同じなので、最頻値は、ない。
範囲
範囲(はんい 英:range)は、測定値の、最大と最小の差だ。
\( \,\, 範囲= 最大の測定値 - 最小の測定値 \)
例えば、A村の、最大の測定値は \( 500 \) 円で、最小の測定値は \( 100 \) 円となる。
したがって、A村の範囲は、 \( 500 - 100 = 400 \) 円となる。
同じように、B村の、最大の測定値は \( 1000 \) 円で、最小の測定値は \( 100 \) 円となる。
したがって、B村の範囲は、 \( 1000 - 100 = 900 \) 円となる。
<例題 \( \Large 1 \) >
以下のD村のおこづかいのデータから、最頻値と範囲を求めなさい。
D村のおこづかい
10円、200円、200円、200円、10000円
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