目次
やまとことば
漢字
平仮名・片仮名
アルファベット
日本語の文字
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やまとことば
古代の日本列島には、やまとことばという話し言葉がありました。
やまとことばには、ひかり、かぜ、かわ、やま、ひとみ、かお、などの柔らかい語感の言葉が多く含まれています。
漢字
そこへ、古代の中国から、漢字がたくさん入ってきました。日本史では、遣隋使・遣唐使の時代に当たります。
漢字は書き言葉で、記録ができるので便利でした。
漢字の中国発音での読みは、音読み(おんよみ)と呼ばれ、漢字のやまとことばでの読みを訓読み(くんよみ)と呼ばれています。
例えば、「光」は、「コウ」と音読みされ、「ひかり」と訓読みされます。
「瞳」は、「ドウ」と音読みされ、「ひとみ」と訓読みされます。
漢字の導入にあたって、日本語に「文字」と「文字の読み方」を別々に指定する技法が確立し、現代日本語にもさまざまな影響を与え続けています。
平仮名・片仮名
漢字を使い続けているうちに、すこしづつ変化していき、平仮名(ひらがな)・片仮名(カタカナ)、になりました。日本史では、藤原氏の時代に当たります。
ひらがなとカタカナを合わせて、仮名文字(かなもじ)と呼びます。
アルファベット(Alphabet)
日本史では、戦国時代の終わりから、アルファベットが入ってきました。
アルファベットは、ローマ字とも呼ばれています。