目次
古地図とは
古都 京都
京の字
地方区分 畿内七道
自然の名前はそのまま
日本史への入口
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古地図とは
古地図(こちず)は、明治時代よりも前の日本地図です。明治時代に廃藩置県をして、地図が新しくなりました。旧地図(きゅうちず)、令制国地図(りょうせいこくちず)、とも呼びます。
古都 京都
現在の地図では、首都は東京です。対して、古地図では、首都は京都を中心とした畿内でした。明治維新に合わせて、京都から東京へ、遷都(せんと)がありました。
京都は古都と呼ばれ、親しまれています。
京の字
京都も東京も、どちらも「京」という漢字を含んでいます。「京」という漢字は、もともと首都を意味していました。
中国には、北京・南京があり、韓国には、京畿道があり、「京」の漢字が、中央政府の所在地に用いられています。
地方区分 畿内七道
現在の地図では、地方区分は「九州・四国・中国・関西(近畿)・中部・関東・東北・北海道」です。
それに対して、古地図では地方区分は「西海道・山陽・山陰・南海道・畿内・東海道・東山道・北陸道」です。まとめて、
畿内七道と呼ばれています。