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東国とは
東国(あずまのくに・とうごく)は、東国(関西)から、東へ向かって、東海道・東山道・北陸道、を指します。
東海道
東海道(とうかいどう)は、伊賀・志摩・尾張・三河・遠江・駿河・伊豆・甲斐・相模・武蔵・安房・上総・下総・常陸、を指します。
東山道
東山道(とうざんどう)は、近江・美濃・飛騨・信濃・諏方・上野・下野・岩代・磐城・陸奥、を指します。
北陸道
北陸道(ほくりくどう)は、若狭・越前・加賀・能登・越中・越後・佐渡、を指します。
東下り
古典の名作、伊勢物語には、主人公が東下り(あずまくだり)する場面が描かれています。
平安時代の交通事情からすると、東下りするといっても、伊勢や三河までくれば、ずいぶんと遠くまで離れてしまった気持になったようです。
地理感覚は、情緒に影響を与えるのですね。
東山道 対 中山道
東山道は、すでに律令制の時代に、命名されています。対して、中山道(なかせんどう)は、江戸幕府の交通政策で、五街道として整備されました。古今東西の権力者の仕事は、道の整備でした。
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